"ドライブの日"が、消え去った
今日は日曜日、再開した"ドライブの日"である。
いつもの儀式をつつがなく終え、大好きな海に向かう。
小雨交じりの天候からか、自動車道は空いている。
「
」
帰宅後、今日のドライブの話しに移った。
「今日は、老人会に行ったよ」
「球投げをして、おもしろかった」
「踊りを踊ったよ、楽しかった」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「海なんかに、行っていないよ」
すべてが、消え去っていた。
この半年、進行が激しいと実感する。
この冬は徘徊による凍死寸前も数回。
排泄は、24時間垂れ流し。
食事も、1人では無理になった。
時おり、限界かと思うようになった。
メンタルケアの医師の言葉が、頭にこびりつくようになった。
「寝た切りの方が、介護は楽ですよ」
ドライブの途中は楽しそうにしていたから、それで“よし”としよう。
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